ランニングをすると、筋肉がついて脚が太くなるのかな?
もし、脚やせする走り方があるのなら知りたい。
こんなお悩みが解決できる記事を書きました。
ランニングを始めたきっかけとして、「ダイエット」の方も多いと思います。
そんな中で、「ダイエットのために走り始めたのに、反対に脚が太くなってきた気がする...」と心配になっている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ランニングで脚は太くなるのか?なるとしたら、どんなことが原因か?を解説し、「ランニングで脚が太くならず、美脚になれる走り方」の3つのポイントをご紹介します。
この記事を読むことで、ランニングで脚が太くなる原因とその対処法が分かり、美脚になることで、自分のスタイルに自信が持てるようになります。
「膝や足の痛みに悩まされない走り方」「より軽やかで、より効率的な走り方」「全くのランニング未経験者からフルマラソン完走まで導くサポート」の指導を得意としています。
マラソン大会のゲスト講師として、「美脚になれる走り方」の講師をつとめた実績があります。
ランニングで脚は太くならない3つの理由
ランニングで脚は太くなりません。
それどころか、美脚を目指すことができます。
その理由を3つご紹介しますね。
① 筋力が付き、基礎代謝が上がる
ランニングをすることによって、脚の筋力が向上してきます。
脚の筋肉は他の筋肉と比べて体積が大きく、基礎代謝量が上がりやすい筋肉になります。
基礎代謝とは、運動時以外の日常生活で消費するエネルギーのことです。
ランニングによって脚の筋力が付き、基礎代謝が向上することにより、走る時以外でのエレルギー消費量が増加するため、脚に余分なぜい肉がつかなくなるのです。
② 筋ポンプ作用でむくみが改善する
ランニングをすることによって、ふくらはぎの筋ポンプ作用が働きやすくなり、むくみが改善します。
筋ポンプ作用とは、筋肉が動くことによって血液が循環することです。
主に、ふくらはぎに血液やリンパ液などが溜まってしまうことによって、むくみが発生してしまいます。
ランニングをするとふくらはぎの筋肉が動くので、筋肉の力で溜まっていた血液やリンパ液を心臓へ送り返してくれるのです。
③ お尻の力を使ってヒップアップができる
ランニングをすることによって、お尻の筋肉を使えるようになるため、ヒップアップができます。
お尻のラインが垂れてしまうのは、加齢というよりは、運動不足によるお尻の筋力低下です。
ランニングによってお尻の筋力を使うようになると、垂れたお尻のラインを上げることができます。
お尻のラインが上がることによって、後ろから見たときに脚が長く見えるようになります。
このように、ランニングをすることで脚が太くなるどころか、美脚になれる要素が多いことが分かります。
ランニングをして脚が太くなってしまったという方は、そもそもランニング以外が原因かも知れません。
そもそもランニング以外が問題?
トップ選手がどんな体型をしているのかを見ると、そのスポーツをすることでどんな体型になっていくのかが分かります。
マラソン選手の脚って太くないですよね?
同じ走る競技でも、短距離走選手の場合は、女性選手であっても脚の筋肉は大きくなりがちです。
なぜなら、長距離と短距離では、使う筋肉の種類が変わってくるからです。
長距離の場合は、遅筋繊維という持久力に優れていて、筋肥大しにくい筋肉をメインに使います。
短距離の場合は、速筋繊維という素早い動きに優れていて、筋肥大しやすい筋肉をメインに使います。
つまり、持久系のスポーツであるランニングを続けた先に、脚が太くなるということはあり得ないのです。
ランニングをして脚が太くなったという方は、そもそも、ランニングではなく他に原因がある可能性があります。
太る原因の多くが食事です。
脂質と糖質の過剰摂取ですね。
いくら走っているからといって、間食が多かったり、飲みに行ったりと、脂質や糖質を摂りすぎていませんか?
「いつも走っているし、ちょっと位ならいいかな?」と、油断してしまうことで、走っているのになかなか痩せないどころか、反対に太ってしまう方もいます。
ダイエットは食事が8割と言われます。
ランニングだけではなく、食事の面も気をつけて、脂質や糖質の摂りすぎにはくれぐれも注意して下さい。
「そんなことはない!」
「脂質や糖質は控えているのに、それでも脚がなかなか細くならない!!」
というあなた。
もしかすると、脚が太くなりやすい走り方をしているのかもしれません。
走り方を間違えると、たくましい筋肉が脚についてしまう可能性は確かにあります。
そうならないために、
『ランニングで美脚になるための走り方』の3つのポイントをお伝えしますね。
ランニングで美脚になるための3つのポイント
ランニングで美脚になるための走り方のポイントは以下の3つです。
① 身体の軸を整える
走っている時の身体の軸がズレていると、そのズレを修正するために筋肉が働くので、余計な筋肉が付きます。
スネの横が太くなっている方は、まさにこのパターンですね。
身体の軸が外側にズレていると、脚のスネの外側の筋肉を使ってズレを修正しようと働きます。
その結果、スネの外側に本来は必要のない筋肉が付いてしまうのです。
ランニング動作時には、身体の軸を保った状態で走る必要があります。
なぜなら、軸がブレればブレるほど、余計な筋肉を使って脚が太くなってしまうからです。
ここでは、実際にオンラインレッスンで配布している、身体の軸を作るためのトレーニング動画をご紹介しますね。
トレーニングのポイントは、
「ウナに荷重をかけて、身体の軸(センター)を整える」ことです。
感覚をちゃんとつかむのには、毎日意識しても1ヶ月ほどかかります。
一度身に付けてしまえば、一生ものですので、コツコツと感覚をつかむまで続けてみて下さい。
② 前モモではなく、裏モモを使う
ランニング動作時に、前モモを優位に使って走っていると、前モモの筋肉が発達して脚が太く見えてしまいます。
なぜなら、前モモの筋肉は横に大きくなっていくからです。
競輪選手やスピードスケートの選手を見ていただいたら分かると思います。
競技特性上、前モモの筋肉を優位に使うため、太ももが大きく発達しています。
ランニング動作では、前モモではなく裏モモを優位に使って走ることが大切です。
裏モモは縦に大きくなる筋肉ですので、大きく発達したとしても、脚のラインは太く見えません。
また、裏モモの中でも、特にお尻と脚の付け根あたりを優位に使うことによって、お尻の筋肉にも刺激が入るため、ヒップラインも上がってきます。
ここでも、裏モモを優位に使うためのトレーニング動画をご紹介しますね。
トレーニングのポイントは、
「裏モモを優位に使える身体の状態を作ること」です。
走る前に数回実施するだけで、自然と裏モモを使うフォームが身に付いてきます。
裏モモを使う感覚が分かるまで、繰り返し取り組んでみて下さい。
③ みぞおちから脚を出す
ランニング動作では、みぞおちあたりから始まり股関節の付け根についている「大腰筋」という筋肉を使って脚を前に出すことが大切です。
なぜなら、大腰筋がしっかりと働くことにより、脚が太くなる原因である、前モモを優位に使って走ることを防ぐことができるからです。
この「大腰筋」という筋肉は、身体の奥の方にあるため、なかなか使えるように意識が入りません。
そこで、大腰筋を自然と使えるようになるためのストレッチ動画をご紹介しますね。
このストレッチを実施することによって、前モモではなく、大腰筋を優位に働かせて走ることができるようになります。
走る前のウォーミングアップとしても使えますので、ぜひ実施してみて下さい。
まとめ
今回は、「ランニングで脚が太くなる原因と、美脚になるための走り方」をテーマにお話しさせていただきました。
話をまとめますね。
ランニングでは脚は太くなりません。
その理由は以下の3つです。
【ランニングで脚が太くならない3つの理由】
① 筋力が付き、基礎代謝が上がる
② 筋ポンプ作用でむくみが改善する
③ お尻の力を使ってヒップアップができる
太る原因は、そもそも「脂質と糖質の過剰摂取」が原因の場合もあります。
ランニングだけではなく、食生活から見直してみましょう。
食生活も気を付けているのに脚が太くなってしまう方は、「走り方」に原因があります。
そこで、美脚になるための走り方を身に付けるために、3つのポイントをご紹介しました。
【ランニングで美脚になるための3つのポイント】
① 身体の軸を整える
② 前モモではなく、裏モモを使う
③ みぞおちから脚を出す
ご紹介したトレーニング動画を実践していくことで、「美脚になるための走り方」を身に付けていくことができます。
というお話しでした。
最後に、美脚になるために最も大切なことは、「継続的なランニング習慣」です。
走り方を身に付けるためには、実際に走らないことには身に付きませんよね?
目安として、トレーニング動画と合わせて、週3回30分のランニングを半年間継続できると、身体の変化を実感できるようになります。
すぐに結果を求めずに、コツコツと継続してみて下さい。
そうすることで、努力に応じて身体の変化が実感でき、自分のスタイルに自信が持てるようになりますよ。
それでは、また。
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