「Garminのランニングウォッチって、色々ありすぎてどれを選べばいいのか分からない」
「比較サイトを見ても情報量が多すぎて、結局どれが自分に合っているのか分からない」
「ランニング初心者でも選びやすいように、もっとシンプルで分かりやすく解説して欲しい」
こんなお悩みが解決できます。
日本の市場でトップシェアを誇るGarmin(ガーミン)のランニングウォッチ。
様々なラインナップがあり、ランニングに対応しているモデルは20種類以上あります。
備えている機能も様々あるため、「どのモデルが自分に合っているのか分からない」という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ランニング初心者の方でも選びやすいように、使う目的と機能を絞り、3つに厳選して分かりやすく解説します。
この記事を読むことで、3つに厳選したモデルから、自分の走る目的に合ったGarminのランニングウォッチを選択できるようになります。
この記事を書いてる僕は、2つの医療系国家資格(鍼灸師・柔道整復師)と栄養指導の資格(スポーツ栄養医学指導士)を保有している日本で唯一のランニングトレーナーです。
「膝や足の痛みに悩まされない走り方」「より軽やかで、より効率的な走り方」「全くのランニング未経験者からフルマラソン完走まで導くサポート」の指導を得意としています。
今までに1,000名以上のランナーのお悩みに対してアドバイスしてきた実績があります。
目次
Garmin(ガーミン)のランニングウォッチとは?
まずは、Garminのランニングウォッチについて解説しておきましょう。
Garminとは?
Garminは1989年に設立されたアメリカの会社です。
飛行機のGPS機器から始まった会社で、その後、ボートや自動車のGPS機器も手掛け、2003年に世界で初めて現在のランニングウォッチの原型である、手首で測定するGPSトレーニングデバイスを開発しました。
GPS機器からスタートした会社のため、GPSの精度には定評があり、現在では日本のGPS機能付きランニングウォッチ市場でトップシェアを誇ります。
Garminのランニング対応モデル
Garminの時計には様々なラインナップがあり、ランニングモードに対応しているモデルは20種類以上あります。シリーズ別に簡単にご紹介しておきますね。
Forerunner(フォアランナー)シリーズ
→主にランニングをすることを目的としたシリーズ
Forerunner 965
Venu(ベニュー)シリーズ
→主にスマートウォッチとしての機能を充実させたシリーズ
Venu Sq Music
Vivo(ヴィヴォ)シリーズ
→VENUと同じくスマートウォッチとしての機能を充実させたシリーズ
vivoactive 4/4s
Instinct(インスティンクト)シリーズ
→主にアウトドアでの利用を想定し、耐衝撃性や耐水性に優れたシリーズ
instinct Dual Power
fēnix(フェニックス)シリーズ
→登山やトレイルラン、水泳やバイクなど、マルチスポーツを目的としたハイエンドシリーズ
fēnix 7Sapphire Dual Power
以上の解説からも分かるように、ランニングをすることを一番の目的として設計されているモデルは、Forerunner(フォアランナー)シリーズになります。
※2022年5月以前のモデルは、FoereAthlete(フォアアスリート)と呼ばれていました。
色々ありすぎて、自分の走る目的に合ったモデルが分からない方は、まずはForerunner(フォアランナー)、ForeAthlete(フォアアスリート)シリーズの中から選んでみるといいと思います。
GARMINのランニングウォッチ3選
Forerunner、ForeAthleteシリーズの中でも、現在購入できるモデルは10種類以上あります。
そこで、10種類以上の中から更に厳選して、3つのモデルをご紹介しますね。
ForeAthlete(フォアアスリート)55
初めてのGPS機能付きランニングウォッチとして、ランニング初心者におすすめのモデルです。
価格が良心的なエントリーモデルでありながら、GPSモードで20時間の稼働時間をほこり、フルマラソンを走った後でも充分なバッテリー容量があります。
ランニング初心者の方は、このモデル一択でも大丈夫なくらい基本機能を抑えているモデルです。
Forerunner(フォアランナー)265
ランニングだけではなく、トライアスロンでも使いたかったり、Suicaを利用したいという方におすすめのモデルです。
また、SpotifyやAmazon Musicなどの音楽配信サービスと連携でき、Bluetoothイヤフォンを通してスマホなしで音楽を聴くことができます。
フォアアスリート55と比べると、バッテリー容量は同じGPSモードで20時間ですが、様々な機能がプラスされている分サイズや重さがひと回り大きくなります。
ちなみに、フォアアスリート55と同じくらいのサイズ感のフォアランナー265Sという小型モデルもあります。
Suicaや音楽機能は欲しいけど、できるだけ軽くて小さいモデルが良い方におすすめです。
Forerunner(フォアランナー)965
マラソンやトライアスロンだけでなく、トレランにも使えて、充電が長持ちするものが欲しいという方におすすめのモデルです。
265と同じく音楽再生に対応しているだけでなく、時計の中に地図が内蔵されいるため、カーナビのような使い方ができます。
旅先で知らない土地を走る時や、トレランで山を走る時にこのマップ付きのナビ機能があると便利です。
バッテリー容量もGPSモードで31時間と他の2つと比べると長く使えますが、その分時計自体も一回り大きくなり、重さも増します。
バッテリーができるだけ長く持つモデルが良いという場合は、955Duar Power というソーラー充電対応モデルがあり、GPSモードが49時間と、さらに充電の持ちが長くなります。
ランニングウォッチの選び方と寿命について
3つのモデルの違いをできるだけシンプルにして解説させていただきました。
他にも様々な機能が搭載されているのですが、スマホのアプリを全て使いこなせないように、一部の方しかその機能を使いきれないと思うので、機能の解説は大幅に省いています。
ランニングウォッチに欲しい機能として、①時間 ②距離 ③ペース ④心拍数 の4つが測定できれば充分です。
それ以上のデータ(フォームの上下動、地面に接地した時間やバランスなど)を取ったとしても、そのデータを元にどのように改善していくのかが分からないことがほとんどだからです。
基本性能を抑えたら、後は ①目的 ②価格 ③サイズ ④重さ ⑤Suica・音楽の有無 ⑥地図の有無 の違いから選んでいただけたらと思います。
ちなみに、GPS機能付きランニングウォッチの寿命は約4〜5年です。
年々バッテリーが弱くなってきて、充電の持ちが悪くなってきたり、操作にエラーが生じやすくなってきたりしますので、この辺りも考えて購入するようにしましょう。
目的 | 価格 | サイズ | 重さ | Suica・音楽 | 地図 | |
55 | マラソン | ¥32,000 | 42 x 42 x 11.6mm | 37g | ー | ー |
265 | マラソン トライアスロン |
¥62,800 | 46.1 x 46.1 x 12.9 mm | 47g | ○ | ー |
965 | マラソン トライアスロン トレラン |
¥84,800 | 47.2 x 47.2 x 13.2 mm | 53g | ○ | ○ |
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まとめ
今回は、「Garmin(ガーミン)ランニングウォッチの選び方」についてお話しさせていただきました。
話をまとめますね。
【Garmin(ガーミン)のランニングウォッチとは?】
・GPSの精度に定評がるGarminの時計には様々なラインナップがあり、ランニングモードに対応しているモデルは20種類以上ある
・ランニングをすることを一番の目的として設計されているモデルは、Forerunner(フォアランナー)シリーズ
【GARMINのランニングウォッチ3選】
①ForeAthlete(フォアアスリート)55
→ランニング初心者におすすめ
②Forerunner(フォアランナー)265
→トライアスロンや、ランニング中に音楽を聴きたい方におすすめ
③Forerunner(フォアランナー)965
→マラソン、トライアスロン、トレランとマルチに使えて、充電の持ちができるだけ長いものが欲しいという方におすすめ
【ランニングウォッチの選び方と寿命について】
・ランニングウォッチに欲しい機能として、①時間 ②距離 ③ペース ④心拍数 の4つが測定できれば充分
・基本性能を抑えたら、後は ①目的 ②価格 ③サイズ ④重さ ⑤Suica・音楽の有無 ⑥地図の有無の違いから選ぶ
・GPS機能付きランニングウォッチの寿命は約4~5年
というお話しでした。
今回の記事を参考に、あなたの走る目的に本当に合ったランニングウォッチを選んでみてくださいね。
それでは、また。
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