生駒ボルダーに行きたいんだけど、行き方が分からない。
生駒ボルダーのコースが途中で迷わないか不安。
初めて行く私でも楽しめる生駒ボルダーのコースガイドが知りたい。
こんなお悩みが解決できます。
この記事を書いてる僕は、2つの医療系国家資格(鍼灸師・柔道整復師)と栄養指導の資格(スポーツ栄養医学指導士)を保有している日本で唯一のランニングトレーナーです。
「膝や足の痛みに悩まされない走り方」「より軽やかで、より効率的な走り方」「全くのランニング未経験者からフルマラソン完走まで導くサポート」の指導を得意としています。
今までに1,000名以上のランナーのお悩みに対してアドバイスしてきた実績があります。
関西のランナーの間では、知る人ぞ知る「生駒ボルダー」
山の中だけあって、平地を走るよりはアップダウンがきついですが、その分影が多いので夏の暑い時期の走り込みにはもってこいのコースです。
コースの取り方次第では、ランニング初心者の方でも十分に楽しめるコースになっています。
また、スタート地点付近の生駒山麓公園内のふれあいセンターには、荷物を預けられるロッカーや、ランニング後に入れる入浴施設、レストランなどの環境も整っていて、まさに走りを楽しむための環境が揃っています。
梅田から約1時間で行ける場所にあり、アクセスも決して悪くはないのですが、初めて行く方からすれば道に迷わないかなど色々と不安な方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、初めての方でも安心して辿り着ける生駒ボルダーへの行き方と、生駒ボルダーのコースガイドをお届けします。
この記事を読むことで、生駒ボルダーへのアクセスが分かり、途中で道に迷わずに安心して走りを楽しむことができるようになります。
生駒ボルダーとは?
生駒ボルダーとは、生駒山麓公園をスタートして生駒縦走歩道を走りながら、ぬかた園地→なるかわ園地→みずのみ園地を片道(14.5km)とした、往復29kmの山道コースのことです。
折り返しコースのため、自分のレベルに合わせて好きなタイミングで折り返して帰ってくることができ、ランニング初心者の方でも安心してトレーニングすることができます。
山の中でありながら、コースは約8割が舗装路になっていて、トレランシューズを用意する必要がなく、普通のランニングシューズで走ることができます。
日陰も多いため、夏の時期の走り込みに持ってこいのコースになっていて、平地を走るより涼しく感じられます。
名前の由来は、マラソンランナーが高地トレーニングをするアメリカ西部コロラド州のボルダーにならって名付けられたのではないかと言われています。
ボルダーといえば、有森裕子さんや高橋尚子さん、野口みずきさんといった歴代のマラソンメダリストたちも高地トレーニングを行った場所です。
生駒ボルダーは、残念ながら高地トレーニングとしては標高が足りませんが、関西のランナーの中では有名な夏場のトレーニングコースとなっています。
生駒ボルダーへの行き方
スタート地点へは、まずは「生駒山麓公園ふれあいセンター」に向かいましょう。
生駒山麓(さんろく)公園へのアクセスはこちらのサイトからご確認ください。
↓↓↓
https://ikoma36.jp/information/#access
ここでは、近鉄生駒駅からバスでの行き方について詳しく解説していきます。
近鉄生駒駅の中央改札口を出たら、左に曲がって生駒駅南口に向かいます。
南口バス・タクシーのりばの看板で右に曲がりましょう。
右手に階段が現れるので、この階段を降りていきます。
階段を降りるとバスロータリーが現れるので、一番先頭にある①番のりばが生駒山麓公園公園ふれあいセンター行きのバス乗り場になります。
1時間に1本のペースで運行していて、朝一の便は9時5分発になります。
生駒ボルダーに行くなら、帰りの時間的な余裕を考えて、朝一の便か10時5分発がおすすめです。
料金は片道200円。
PITAPAやICOCAなどの交通系ICカードにも対応しています。
バスに揺られること約20分で、ふれあいセンターの正面入り口まで送迎してくれます。
ふれあいセンターの入り口を入ってすぐ右手に自動販売機があります。
コース途中は1ヶ所しか自動販売機がないため、水分補給が万全にできるように、準備が少なければ余裕を持ってこちらで購入しておきましょう。
入り口入って左手奥には100円コインロッカーがあります。
走った後の着替えなどはここに預けておくと、走る時の荷物が軽くて済みます。
20ℓのバックパックが余裕で入る大きさです。
トイレ、水分補給の準備、荷物預けができたら、いよいよ生駒ボルダーのコースへ向かいます。
バスが来た道をまた戻り、生駒山麓公園の出口を出て右に曲がります。
出口を右に曲がってすぐ左前方に写真のようなゲートが見えますので、このゲートを目指します。
灯篭の入り口(通称「とうろうゲート」)に入って行きましょう。
ゲートを入ってすぐ左手の階段を登った先にある広場が、「生駒ボルダー」のスタート地点です。
生駒ボルダー完全コースガイド
階段を登ると、左手に赤いテープが巻かれた木のある道が現れます。
ここから生駒ボルダーのコースがスタートします。
スタート地点から道なりに坂を登っていくと、写真のような左後方に登るための分岐がありますが、そのまま真っすぐ進んでください。
スタート地点から4kmを過ぎたあたりで、1番高い山上に着きます。
写真のようなゴロゴロと大きな岩が転がっているところです。
山上を過ぎると、しばらく下りが続きます。
梅雨の時期では、写真のような紫陽花を両脇に楽しみながら走ることができます。
トンネルを2つくぐり、通称「激坂」と呼ばれる坂を下って行くと、写真のようなゲートが現れるので、ゲートを出て左に曲がってください。
ちなみに、帰りはこの「激坂」が1番の難所になります。
ここまでで、約7.5kmほどになります。
ゲートを左に曲がって坂を登ると、写真のような分岐がありますので、右に曲がって生駒縦走路方面へ向かいます。
ちなみに、分岐を右に曲がらずに真っすぐ慈光寺方面へ坂を登ると、自動販売機があります。
コース途中の自動販売機はここだけなので、水分が足りなくなっていたら、ここで補給しておきましょう。
たまにお釣り切れを起こしていることがあるため、500円玉ではなく100円玉と10円玉を用意しておくことをおすすめします。
さて、コースに戻ります。
生駒縦走路方面に向かっていると、写真のような分岐があります。
写真の左手側から登ってくるので、そのまま真っすぐ行かずに写真の右手側をなるかわ園地・休憩所方面に登っていくようにしてください。
少し上ってまた下ったところで、写真のようなゲートが現れます。
ゲートの先の写真にある分岐の右側を行きます。
ちなみに、ゲートを左側に行って5分ほど走ると茶屋があります。
ここのかき氷を楽しみに走りにくるランナーも多いんだとか。知らんけど。
貴重な水分補給もさせていただけるので、ありがたい限りです。
ランニング初心者の方で体力的にキツくなってきた方は、ここで休憩してから折り返して帰るコースがおすすめです。
1番奥まで行く予定であれば、帰りに寄り道するのが休憩のタイミング的にはいいかもですね。
コースに戻りましょう。
分岐を右側に行くと、なるかわ園地のゲートが現れますので、中に入って行きます。
ゲートをくぐって2分ほど走ると、なるかわ休憩所があります。
ここまでにトイレは4〜5ヶ所あるのですが、ここから先のコース上にはありません。
トイレが心配な方は、こちらで済ませておきましょう。
トイレ休憩を済ませたら、真っすぐ「つつじの広場」方面に向かいます。
こちらの分岐も左へ上がらずに、「みずのみ園地」方面に下ります。
ツツジの広場を過ぎてしばらく行くと、この看板が見えてきます。
手前に上がる舗装された道の分岐があるのですが、上に行かずにこの看板の先にある未舗装の道を進みます。
ここからは未舗装の道が続きます。
この橋が現れると、折り返し地点まで残り約2kmです。
橋を2つ渡ってしばらく行くと、いよいよ折り返し地点のゲートが現れます。
ここに14.5kmの標識(今は塗りつぶされています)があります。
以前はこんな感じ。
このような標識は、スタートから0.5kmごとにあるはずなのですが、走っていて全部見つけられたことがありません...笑
ここでどうしてもトイレに行きたくなった方は、ゲートの奥の道をコースアウトして300mほど上がっていった所の十三峠展望台に簡易トイレがあります。
帰りは、来た道をそのまま戻るだけです。
後半の方が坂道が続いてハードですので、前半は余力を残しておくことをおすすめします。
生駒ボルダー終わりの楽しみ方
生駒ボルダーお疲れ様でした。
走り終えた後は、ふれあいセンターのお風呂に入りましょう。
料金は¥310と格安ながら、露天風呂も完備されたキレイな入浴施設になっています。
タオルやシャンプーなどのアメニティは別料金ですので、必要に応じて持参しておいてくださいね。
入浴後は、同じくふれあいセンター内のレストランでビールでも買って乾杯しちゃいましょう!
お昼ご飯もエネルギージェルくらいしか補給できていないと思うので、酒のあてと一緒に軽く一杯楽しむのもいいですね。
お風呂とレストランの詳細はこちらでご確認ください。
↓↓↓
お風呂
11:00~18:00(最終入場17:00)
レストラン
10:00~17:00(ラストオーダー16:30)
帰りのバスは18時32分発を最後に1時間おきに出ているので、帰るバスの時刻は確認してからお風呂や食事を楽しんでくださいね。
まとめ
今回は、「生駒ボルダーのコースガイド」をご紹介させていただきました。
生駒ボルダーは、夏の暑い時期のロング走に持ってこいのコースです。
コースガイド通りに進んでいただければ、迷う心配はありません。
かき氷を目指して途中で折り返してもよし、奥まで行って29kmのロング走をするのもよし。
あなたなりの「生駒ボルダー」の楽しみ方を見つけてみてください。
それでは、また。
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