大会レポート

神戸マラソン2022 【大会レポート】

 

お悩み

「神戸マラソンってどんな大会なんだろう?」

「参加を検討しているので、神戸マラソンに関する情報を、実際に参加した人から聞きたい」

「神戸マラソン当日の移動も含めた流れを知りたい」

 

こんなお悩みが解決できます。


先日神戸で行われた「神戸マラソン2022」に参加してきました。

今回の記事では、大会レポートという形で、大会情報や当日の流れをご紹介させていただきます。

この記事を読むことで、来年以降に参加を検討する際の参考として、詳しい情報を得ることができます。

 

コンちゃん

この記事を書いてる僕は、2つの医療系国家資格(鍼灸師・柔道整復師)と栄養指導の資格を保有している日本で唯一のランニングトレーナーです。

「膝や足の痛みに悩まされない走り方」「より軽やかで、より効率的な走り方」「全くのランニング未経験者からフルマラソン完走まで導くサポート」の指導を得意としています。

今までに1,000名以上のランナーのお悩みに対してアドバイスしてきた実績があります。

 

 

「神戸マラソン2022」大会情報

 

【大会の魅力】

神戸の中心街である三ノ宮の駅前からスタートし、明石海峡大橋を過ぎて戻ってくる往復コース。

三ノ宮の街並みを楽しんだ後は、10km手前〜30km手前にかけてシーサイドを走るコースが魅力の大会です。

コースも比較的平坦で往復コースのため、他のランナーとのすれ違いを楽しむことができます。

 

神戸マラソン最大の魅力は、途切れることのない応援です。

沿道の方の応援はもちろん、沿道の方の応援がなくなる場所でも、ボランティアスタッフの方が等間隔に配置されていて、一生懸命応援してくれます。

 

 

【日程】

11/20(日) 

9:00 or 9:15 スタート

(ウェーブスタート制)

※大体、毎年11月の第3日曜日

 

 

【エントリー時期】

6/10(金)12:00〜6/30(木)17:00まで

RUNNETでエントリー

定員を超えた場合は抽選

 

※大体、毎年6月中旬

※今回は、1次募集で定員を満たさなかったので、2次募集(抽選)がありました。

 

 

【参加料】

16,200円

 

 

【定員】

20,000人

 

 

【リザルト 】

出走 20,255人
完走 19,458人
完走率 96.1%

 

【コース】

 

 

 

【レース攻略】

明石海峡大橋の折り返し地点までは追い風が吹いているため順調に走ることができますが、追い風に任せてペースを上げ過ぎないことが大切です。

細かなアップダウンはありますが、そんなにハードな坂は続きません。

 

折り返してからは向かい風になるため、前半の追い風と比べて一気にペースが上げづらくなります。

前半と後半で風向きが違うため、レース全体を同じペースで走ろうすると、後半に脚が辛くなってきます。

 

三ノ宮に戻ってきてからの浜手バイパスから神戸大橋までが最後の難所。

急激な上り坂が2回あり、神戸大橋では風を受け、ポートアイランドに向けての下り坂で脚にダメージが蓄積します。

この最後の難所を迎えるまでに、脚に余力を残しておけるかが、レース攻略の大きなポイントになります。

 

 

【天気】

★天気

→くもり

★気温

→午前9時・・・15.0℃    最高・・・・18.1℃(午後1時)

★風速

→7.5〜10.3(m/s)  北東〜東北東

 

出典:気象庁

出典:気象庁

 

 

【制限時間】

7時間

(9:00スタートより)

 

 

【アクセス】

JR三ノ宮駅、阪急神戸三宮駅、阪神神戸三宮駅各線徒歩約5分

 

 

【ペースメーカー】

第1ウェーブ

→3時間、3時間10分、3時間30分、3時間45分、4時間

 

第2ウェーブ

→4時間、4時間半、5時間、5時間半、完走タイムリミット

 

 

【給水】

スタートから5km以降2km〜4kmごとに給水あり

(水、アミノサウルスウォーター)

 

 

【給食】

✔︎ バナナ

✔︎ ようかん

✔︎ 塩分チャージタブレット

✔︎ みかん

✔︎ フランツ・チョコレート

✔︎ 洋菓子(マドレーヌ、フィナンシェなどの焼き菓子)

✔︎ 和菓子(元祖四角六方薄皮高砂金鍔、クレーム・パピロン、かりんとうドーナツ)

 

 

【参加特典】

受付時

✔︎ ピットインエナジーゼリー

✔︎ エコバック

✔︎ ひまわりの手袋

 

完走後

✔︎ フィニッシャータオル

✔︎ 完走メダル

✔︎ ザバスミルクプロテイン

✔︎ ミネラルウォーター

 

 

【大会パンフレット】

大会パンフレット

 

 

 

「神戸マラソン2022」大会レポート

 

会場到着からスタートまで

自宅から出発して、阪急神戸三宮駅07:26着の電車で向かいました。

レース当日は雨予報で心配していましたが、三宮に着く頃には雨も止んで一安心です。

 

駅から大会会場に向けて歩いて5分もしないうちに、スタートブロックごとに道が別れます。

ランナー以外の付き添いの方は、ここで早々に別れることになってしまいます。

 

大会会場に入る前に検温があり、検温完了済のリストバンドが巻かれ、手荷物を預けるという流れになります。

神戸マラソンは、駅前からスタートブロックごとに動線が分かれているので、混雑することなくスムーズに手荷物預けまで行くことができます。

都市型マラソンでここまで混雑せずにスムーズに流れる大会も珍しいくらいです。

 

大会会場に更衣所はありますが、基本的に混んでいるので、自宅を出る前からレースウェアを下に着て、上着を脱ぐだけの状態にしておくことをおすすめします。

ちなみに、大会会場のトイレは激混みで、スタート前の整列時間に間に合わないランナーが多数出ていました。

マラソン大会あるあるですが、都市型マラソンのトイレ事情は特に醜いですね…

 

トイレは会場入りする前に済ませていたので、荷物を預けてから当日の調子を確認するために軽く会場内のアップコースを走りました。

08:30までに荷物預け、08:45までに第1ウェーブランナー整列完了という流れでしたが、08:15分くらいにはブロックに整列してスタートまで待つことに。

気温が15℃くらいあったため、待ち時間も寒さを感じることなく待つことができました。

 

スタート前になると、神戸マラソン恒例の黙祷からのひまわりの手袋。

圧巻の景色を楽しむことができます。

 

スタート前に防寒用のカッパを沿道のスタッフの方に回収していただき、定刻通りにスタートです。

 

 

レース中

今回は、妻の自己ベスト更新のためのペースメーカーという役割。

 

レース前の自己ベストは3時間39分11秒。

スタートブロックはCブロック。

スタート号砲からスタートラインに到着するまでのタイム差は約2分でした。

 

3週間前に走ったハーフマラソンの結果から、今回はキロ4分55秒ペースを目安に、イーブンペースで行ける所まで行く作戦です。

スタートから道幅が広いコースを走るため、1kmも走れば混雑もなくなり、設定ペースで走ることができました。

 

スタート直前に気温がグッと下がった感覚があり、身体が冷えてスタート直後にトイレに行きたくなってしまいます。

我慢できるか少し様子を見ていましたが、気になりつつ走るのも気持ち悪いので、5kmを過ぎたところで早々にトイレタイム。

神戸マラソンはスタートから6kmくらいまではトイレが充実していて、場所によっては待ち時間なく使えるので助かります。

 

トイレを済ませてスッキリしてからは、また設定ペースに戻して走り始めます。

コース前半は追い風が吹いていて、風速7(m/s)以上の風に乗って自然とペースが上がってしまうのを抑えます。

10kmの須磨を過ぎると、海沿いで景色の良いコースを気持ちよく走ることができ、16kmくらいまで行くと、明石海峡大橋が目の前に現れて、淡路島に向かって続く絶景を楽しめます。

 

明石海峡大橋を過ぎて19km地点で折り返します。

180度ターンするのではなく、無添くら寿司とスターバックスの駐車場を使って、ぐるりと回るように折り返すため、大きな失速することなく折り返すことができるのが良いですね。

 

折り返してからは向かい風。

この時の風速は9〜10(m/s)と、追い風から一転風で押し戻されながら走ることになります。

向かい風の影響もあり、ペースが少し落ちてきた25km手前でもう一度トイレ休憩。

妻も少し立ち止まったのがプラスに働き、ここからペースを戻して海岸線を軽快に走り出します。

 

 

32kmまでは順調に設定ペースを保てていましたが、32kmを過ぎてから脚が張ってきてスピードが上がらなくなってきた模様。

神戸マラソンは37km以降に急坂が待ち構えているため、大失速を防ぐためにも意図的にペースを落とすことにしました。

キロ5分20秒ペースほどまで落とし、何とか耐える時間です。

このまま失速しなければ自己ベスト更新のペース。

 

脚の張りが気になるのか、何度か立ち止まりストレッチをしてみるが、25km手前のような調子の復活はできない。

マラソンの30km以降はメンタル勝負なのです。

 

 

37km〜39kmの浜手バイパスを超え、神戸大橋を下り終えてからは、最後の気力を出してペースをキロ4分55秒ペースまで戻します。

ゴールが見えると、不思議と力が出るんですよね。

 

結果は…

 

 

 

 

3時間36分9秒で、自己ベストを3分2秒更新です!

いゃー、ちゃんと仕事ができて良かった。

 

レース後半は耐える走りになりましたが、早目にペースを抑えることで大失速を防ぎ、自己ベスト更新に繋げることができました。

このように、レース中の調子を見極めてペースの調整ができると、結果的に無理に突っ込んで走ってしまうより良い記録で走れます。

 

 

 

レース後

ゴール後は手指消毒とマスクの配布、フィニッシャータオルと完走メダルの配布、ザバスミルクプロテイン(好きな味を選べます)と水、手荷物を受け取りながら流れるように進みます。

 

更衣室は神戸国際展示場内なので、ストレスなく広々と使えます。

屋内なので寒くもなく快適です。

 

三ノ宮へはポートライナーで戻りましたが、満車ではあっても大渋滞という訳でもなく、大きなストレスなく乗車することができました。

 

自宅に戻って近所にある行きつけのスーパー銭湯へ。

サウナと水風呂でしっかりとリカバリーの時間を作ります。

これをやるのとやらないのとでは、翌日以降の疲労感が全然変わりますからね。

 

 

まとめ

 

今回の神戸マラソンに参加しての感想は、

「都市型マラソンなのに、渋滞のストレスを感じずに走りを楽しめる。そして、応援が途絶えることなく走りながらずっと元気をもらえる大会」

です。

 

マラソンを走るにはまだ暑さを感じる時期で、風が強くなれば後半は向かい風、37km以降が1番の難所と、折り返しの少ないフラットコースの割に、記録を狙いやすいという大会ではありません。

しかし、途切れることのない応援に励まされながら楽しく走ることができ、参加して良かったと思える大会です。

 

あなたも、機会があればぜひ参加してみて下さいね。

 

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