大会レポート

湘南国際マラソン2024 【大会レポート】

 

お悩み

「湘南国際マラソンってどんな大会なんだろう?」

「参加を検討しているので、湘南国際マラソンに関する情報を、実際に参加した人から聞きたい」

「湘南国際マラソン当日の移動も含めた流れを知りたい」

 

こんなお悩みが解決できます。


先日、神奈川県で行われた「湘南国際マラソン」に参加してきました。

今回の記事では、大会レポートという形で、大会情報や当日の流れをご紹介させていただきます。

この記事を読むことで、来年以降に参加を検討する際に、詳しい情報を得ることができます。

 

コンちゃん

この記事を書いてる僕は、2つの医療系国家資格(鍼灸師・柔道整復師)と栄養指導の資格(スポーツ栄養医学指導士)を保有している日本で唯一のランニングトレーナーです。

「膝や足の痛みに悩まされない走り方」「より軽やかで、より効率的な走り方」「全くのランニング未経験者からフルマラソン完走まで導くサポート」の指導を得意としています。

今までに1,000名以上のランナーのお悩みに対してアドバイスしてきた実績があります。

 

湘南国際マラソン2024 大会情報

 

【大会の魅力】

湘南国際マラソンの魅力は、湘南の海や江の島、富士山の絶景を堪能できるコースを走れることです。

 

コースの半分くらいは、箱根駅伝のコースと同じところを走るので、箱根駅伝ファンの方にとってはここも魅力の一つですね。

 

また、世界で初めて「マイボトルマラソン」をスタートさせた大会でもあり、水分が200ml以上入った「マイボトル」を携帯してスタートすることが、大会の参加条件となっています。

 

そのため、紙コップでの給水がなく、自分でボトルを持って走る必要があるのですが、いつでも給水できるように、約200mおきにセルフでの給水所が設けられています。

 

他の大会にはない「マイボトルマラソン」をはじめ、環境に配慮したサステナブルな大会を体験できるのも、湘南国際マラソンの魅力と言えるでしょう。

 

 

【日程】

12/1(日)

09:00 スタート

※毎年12月の第1週日曜日

 

 

【エントリー時期】

3月30日(土) 20:00〜9月15日(日)23:59まで

 

 

【参加費】

15,000円+決済手数料

 

 

【定員】

19,500名

 

 

【コース】

 

 

 

 

【レース攻略】

 

片側2車線の道を走るので、スタート直後は混雑しますが、2kmも走ればその混雑も気にならなくなります。

高低差も15m以内なので、坂道はほとんど気にならないフラットなコースです。

折り返しも2回と少なく、海風が強く吹いているわけでもないため、記録が狙いやすいコースと言えます。

 

江ノ島まで行って帰ってくるだけの単調なコースですが、海や富士山の絶景を時々楽しめるため、河川敷の大会よりは飽きにくいコースとなっています。

 

コースに大きな難所はないため、レース攻略のポイントとなるのは、マイボトルでの給水です。

マイボトルに給水する時間は、立ち止まる必要があるので、その回数が増えれば増えるほどロスタイムが大きくなります。

 

給水によるロスタイムをどれだけ減らせるかが、記録を狙う上でのレース攻略のポイントとなります。

 

 

【天気】

●天気

→晴れ

●気温

→午前9時・・・10.1℃    最高・・・・16.5℃(午後1時)

●風速

→0.7〜2.6(m/s)

引用:気象庁(辻堂)

 

 

 

 

【制限時間】

6時間30分

 

 

【アクセス】

 

 

【ペースメーカー】

 

 

【給水・給食】

 

 

 

 

 

【参加特典】

●完走後

→完走メダル

 

 

【参加案内】

https://www.shonan-kokusai.jp/guide/

 

 

【リザルト】

【出⾛者数】 フルマラソン ︓15,761 ⼈

【完⾛⼈数)】  フルマラソン ︓14,651⼈(93.0%)

https://www.shonan-kokusai.jp/news/final-result2024/

 

 

 

湘南国際マラソン2024 大会レポート

 

大会前日

土曜日の午前中に新幹線に乗って新横浜に到着。

湘南国際マラソンは、事前にアスリートビブスなどを郵送してくれるため、前日に受付をする必要はありませんが、せっかくなので観光を楽しむために朝から出発しました。

 

ちなみに、事前郵送物はこんな感じで届きます。

 

※ボトルやカップ、衣類収納袋は別料金で購入しました。

 

新横浜から鎌倉に向かい、「小町通り」「鶴岡八幡宮」「鎌倉大仏」「江ノ島」の観光を楽しみました。

 

 

夕方にはホテルにチェックイン。

今回は藤沢駅近くの「アルモントイン湘南藤沢」に宿泊しました。

 

湘南国際マラソンの会場周辺には、「大磯プリンスホテル」しかホテルがなく、予約がなかなか取れず、会場近くのホテルで前泊したい場合は、平塚駅、茅ヶ崎駅、藤沢駅周辺のホテルに宿泊することになります。

藤沢駅は駅周辺にお店が多く、買い物や食事の場所に困らない環境でした。

 

大会前日の夕食はうなぎを食べようということで、駅近くで検索して「うなぎの成瀬」へ。

全国チェーンのお店ですが、そこそこ美味しくいただけます。

 

 

 

夕食を済ませたら、ホテル近くのコンビニで明日の朝食の買い出しへ。

ちらほらランナーらしき人もいましたが、よくある大会前日のコンビニでおにぎりやバナナがなくなっているということはなく、夕食後の遅めの時間でも十分在庫がありました。

前泊せずに参加できる関東方面の参加者が多いのかもしれませんね。

 

明日の準備や出発時間を再度確認して、22時ごろには就寝しました。

 

 

会場到着からスタートまで

 

朝は4時半に起床。

会場へのシャトルバスの混雑を少しでも回避するために、早めに出発することにしました。

 

シャワーを浴びて身体を目覚めさせてから、5時15分ごろに朝食。

どこに行っても同じものが食べられるように、朝食はコンビニ食で統一しています。

 

・おにぎり2個

・カップみそ汁 1杯

・バナナ1本

・オレンジジュース 1パック

 

朝食を食べた後は、藤沢駅を6時8分発の電車に間に合うようにホテルを出発。

藤沢駅はさすがにランナーだらけで、車内も満員電車状態でした。

まだ藤沢駅で乗ったので座席前のスペースにいれましたが、藤沢駅より後の駅で乗るのは押し込まれて相当窮屈そうでした。

 

満員電車に疲れてきたので、駅前が広い二宮駅で降りる予定が、手前の大磯駅で降りることに。

どちらの駅も会場への無料シャトルバスが出ています。

 

大磯駅に着いてからバスに乗るまで30分、バスに乗っている時間が20分、バス降り場から会場到着まで10分の合計1時間かかりました。

スタート整列完了時間が8時30分なので、1時間前に会場入りしようとすると、6時30分までには大磯駅か二宮駅に到着しておく必要があります。

 

会場到着後はトイレ待ちで30分。

荷物を預けてスタートブロックに移動していたら既に8時20分。

前回の金沢マラソンはスタート地点近くのホテルに泊まったこともあり、スタート整列完了時刻の10分前までホテルにいられたので、今回はスタート前の時点で少し疲れてしまいました。

 

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「金沢マラソン2024」に参加してきました。大会情報や当日の模様を、大会レポートとしてご紹介します。大会参加を検討している方は、参考にしてみてください。

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今回の完走予想タイムは3時間50分で申請していて、Cブロックでした。

3時間45分のペーサーがいるブロックなので、ちょうど良いくらいのブロック割り当てです。

 

 

レース中

今回のレースの目標は、「カップ給水をしつつ、サブ4狙いのランナーとして走ってみる」にして、マイボトルマラソンがどれだけタイムに影響するのかを、記録にチャレンジする層が多いサブ4で試してみました。

 

8時35分になると、待機地点からスタート地点への移動が始まります。

だいたい10分くらい歩いたらスタート地点に到着。

 

 

晴れていて太陽が当たっていると、12月なのに全然寒くなかったです。

 

実は「クリーンスタートプラン」というスタート地点で着用していたウェアを回収バックに収納して、専用の回収BOXへ入れると、ゴール後に返却してくれるというサービスに申し込んでいました。

スタート地点で凍えながら待つのが苦手なので、このプランを申し込んで、ユニクロのウルトラライトダウンを着ていたのですが、今回は不要でした。

アイデアとしては素晴らしいので、他の大会でも採用して欲しいですね。

 

 

9時になると、いよいよスタートです。

グロスとネットとのタイム差は3分20秒でした。

 

 

 

片側2車線のコースなため、スタートから2kmを過ぎるくらいまでは混雑が続きます。

周りのペースに合わせて走っていると、だいたいキロ6分ペースくらいです。

 

1.8km地点の回収BOXでウェアを回収してもらいました。

 

 

2kmを過ぎると、大磯海水浴場のビーチが広がります。

 

 

 

5kmほど走って、最初の給水を試みることにしました。

 

 

給水所はたくさんあるので、給水の順番待ちをすることはありませんでした。

ただ、カップに入れて給水する時と、走りながら給水する時とを比べると、20秒くらい長く使ってしまいます。

給水はアクアクララの水とスポーツドリンク(CCDドリンク)がメインですが、たまにカルピスもあります。

 

 

 

コースは単調で、アップダウンや応援も少ないため、河川敷マラソンのような雰囲気で、走りに集中できます。

江ノ島まで走ると、折り返して走ってきた道の反対車線を走ります。

 

 

たまに見える海と富士山がめっちゃキレイで、元気をもらえました。

 

 

12時を過ぎると気温もかなり高く感じるようになるため、コース後半には水かぶりスポットも用意されていました。

 

 

 

33.9km地点の最後の給食エイドに立ち寄っていると、このままのペースだとサブ4達成は難しいことに気付きます。

ちなみに、ここまで全給食エイドに立ち寄っていて、トイレ休憩が2回、給水も暑かったので3kmごとくらいに立ち止まってカップ給水していました。

 

走っている時のペースはキロ5:20〜30ペースの感覚で走っていたので、サブ4達成はエイドに立ち寄ったとしても、余裕があるペース設定で走れていました。

タイムをそんなに意識して走っていなかったこともありますが、思っていたより給水や給食で時間をロスしていたようです。

 

このままではマズイと、最後の給食エイドを過ぎてからはペースアップすることに。

給水もカップ給水している時間はないので、ボトルに入れて走りながら飲むやり方にシフトしました。

キロ5分ペースから徐々にビルドアップして、最後の1kmはキロ4分ペース近くまで上げました。

 

その結果、何とかグロスでもサブ4を達成!

 

 

ちなみに、1kmごとのラップタイムはこんな感じになりました。

 

 

 

レース後

ゴール後は、完走メダルを受け取り、計測チップの返却をするだけでした。

 

前回の金沢マラソンでは、これでもかというくらいのお土産をいただきましたが、湘南国際マラソンはゴール後のお土産は何もなく、給水もゴールゾーンの横に給水スポットが設けられていて、セルフで給水する方式でした。

できるだけゴミを減らそうという、エコな大会運営の取り組みの1つです。

 

ゴール後も全然寒くなく、半袖短パンのままでウロウロできるくらいでした。

フィニッシュゲート前にて。

 

 

 

クリーンスタートプランで預けていた上着を受け取り、荷物預け場所にて荷物を取ります。

ちなみに、荷物預け場所もセルフで指定の場所に置く形式なので、自分で置いた場所を覚えておく必要があります。

 

 

 

更衣室は用意されていますが、そのままお風呂にいく予定なので、上着だけ着て大磯駅・二宮駅方面のシャトルバス乗り場に向かいます。

ウワサには聞いていましたが、既にすごい列を使っていました。

 

 

 

シャトルバス乗り場まで30分、バスに乗っている時間が20分で、約50分かけて二宮駅に到着しました。

横浜方面に行くなら、大磯駅より二宮駅の方が奥にあるため、予想通り電車で座ることができました。

 

茅ヶ崎駅で降りて、「野天湯元 湯快爽快 ちがさき」に向かいます。

 

 

既にランナーだらけでゆっくり入れなかったので、サウナと水風呂で交代浴だけして予定より早く出ることに。

 

今回は1泊目のホテルに連泊なので、藤沢駅のホテルまで帰ってきました。

藤沢駅周辺はお店がいっぱいあるので、食事には困りません。

ゆっくりできる個室のある焼肉屋さん「焼肉の流儀」でお疲れ一杯を楽しみ、後はホテルに戻って早目の就寝です。

 

次の日はゆっくり起きてホテルで朝食を食べ、チェックアウト時間のギリギリまでホテルでくつろぎます。

新横浜駅から新幹線で帰るので、せっかくなので横浜観光も楽しんでから帰りました。

 

 

 

 

まとめ

今回の湘南国際マラソンに参加しての感想は、

 

「湘南の海と富士山の景色が最高!」

「マイボトルマラソンという普段の大会とは違った体験が楽しめる」

「けど、マイボトルでの給水は、時間のロスやボトルを持っておく手間がかかるので、記録狙いの場合は余計なストレスがかかる」

 

です。

 

湘南国際マラソンは、陸連の公認大会ではないですし、記録を狙いにいくというよりは、海と富士山の景色を楽しみながら、マイボトルマラソンという体験を楽しむ大会ですね。

インスタやYouTubeでは魅力的な大会に見えていたけど、期待していたほどの魅力は感じませんでした。

 

関東に住んでたらまた出たいと思うかもしれませんが、一度出られたらもう満足かな。

大会のコンセプトは好きなので、マイボトルマラソンは今後も継続してもらいたいですね。

 

 

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